ブログにアクセスを集めたい!
上位表示できるキーワードを見つけたい!
キーワード選定の正しいやり方は?
今回はこんなお悩みを解決できます。
キーワード選定は、SEOで集客するために必須のテクニックです。
本記事では、初心者でも記事を上位表示し、ブログへのアクセスを増やす方法をわかりやすく解説します。
とくにブログ初心者さんには、必ず役立つ記事になるよう、できる限り有益な情報をつめ込みました。
最後までよんでも後悔しない内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
キーワード選定のメリット
キーワード選定とは?
メリットは、自分の記事を上位表示できる可能性が上がること。
ココがポイント
つまり、ブログに集客するなら、検索で上位表示するのがとても重要です。
また、上位表示する方法として広告を出す方法もありますが、SEO(サイトを上位表示させる技術)対策をすることで、広告費をかけずに集客できるメリットもあります。
どれだけクオリティの高いコンテンツ(記事)を作成しても、キーワード選定を適当にしてしまうと一向にアクセスが増えず、時間が無駄になってしまいます。
正しいキーワード選定の方法を実践することで、以下のような失敗を防げます。
- 読者がいないのに大量の記事を書きつづける
- 記事のクオリティが高いのに評価されない
- 競合が強すぎるキーワードを選んでしまう
ココがポイント
- ミドルキーワード:月間検索回数1000~1万回、2語で構成されることが多い
- ビッグキーワード:月間検索回数1万回~、1語で構成されることが多い
キーワードを狙うってどういうこと?
私が初心者のとき、「キーワード選定が大切だよ」という言葉を繰り返し聞かされましたが・・・
「ぶっちゃけ、キーワードを選ぶって意味わからなくないですか?」
私がブログを始めた頃は、キーワード選定をして狙うキーワードを決めたら、「そのキーワードをどのようにコンテンツに含めれば効果的なのか」まで解説している記事が、なかなか見つからず苦戦した記憶があります。
そのため、さきに「記事のどこにキーワードを入れればいいか」を紹介しますね。
キーワードはココに含める
- タイトル(できるだけ文頭)
- 画像のキャプション・説明文
- 各見出し
- 内部リンク
①タイトル(できるだけ文頭)
タイトル(できるだけ文頭)には、確実に狙うキーワードを含めましょう。
ユーザーは検索結果から「自分がほしい情報」が書かれているタイトルをクリックしますよね。
そのため、タイトルのできるだけ文頭にキーワードを含めることで、目にとまりやすくクリック率を上げられる可能性があります。
②各見出し
各見出しに入れることも効果的ですが、「おなじキーワードを乱用しないこと」に注意しましょう。
不自然にキーワードをつめ込むことは、Googleのガイドラインでランキング操作目的のキーワード乱用として、使用しないように推奨されています。
各見出しのテーマ性に合うキーワードだけを含めるようにし、その中で自然にSEOキーワードが含まれるのがベストです。
③内部リンク
内部リンクとは?
リンクに表示されているテキストをアンカーテキストといいます。
たとえば、以下なら「キーワードプランナーの導入方法はこちら」という文字がアンカーテキストです。
検索エンジンはサイト内のページをクローリングする際に、内部リンクを辿っており、その時にアンカーテキストをヒントにしています。
そのため、キーボードをアンカーテキストにも含められるとより効果的です。
④画像のキャプション・説明文
画像のキャプション・説明文とは以下の部分ですが、あくまで自然にキーワードを含めるようにしましょう。

狙い目は「ロングテールキーワード」
ロングテールキーワードとは?
また、月間の検索回数が1000回未満という特徴があります。
複数語は複合キーワードとも呼ばれ「初心者 ブログ 始め方 WordPress」のように、3~4単語が組み合わさったキーワードのことです。
ロングテールキーワードを狙う7つの理由
- 読者の検索意図がわかりやすい
- 1位以外の記事もクリックされやすい
- 検索順位の安定性が高い
- 競合が少ない・弱い
- 新規ブログでも上位表示できる
- 収益性が高いコンテンツを作れる
- ビッグ・ミドルキーワードでの上位表示に貢献する
読者の検索意図がわかりやすい
3~4語で構成されるロングテールキーワードは、1語のビッグキーワードよりもユーザーの検索意図がわかりやすいです。
たとえば、あなたがブログテーマをどれにするか悩んでいたら、「ブログ」の1語で検索せずに「ブログ テーマ おすすめ」など複合キーワードで検索しませんか?
確実に悩みを解決したいユーザーほど、「特定の悩み」の解決方法を知るために、ロングテールキーワードで検索するはずです。
キーワード数が多くなるほど悩みが具体的になるので、ブロガーとしては、ユーザーのニーズを把握しやすいです。
また、読者のピンポイントな悩みがわかれば、読者にささる記事を書きやすくなるため、必要とされるサービスや商品をおすすめしやすく、収益性が高いコンテンツになる傾向があります。
1位以外の記事もクリックされやすい
ロングテールキーワードは1位以外のクリック率も高い傾向があります。
以下のデータは、キーワードの単語数とクリック率の関係性をグラフ化したものです。

1語のビッグキーワード(水色)は、1位のクリック率が約30%と高いことがわかりますね。
しかし、2位以降に焦点をあてると、単語数が2語(オレンジ色)、3語(紫色)、4語(薄い紫色)に増えるにつれて、クリック率が上がっていっています。
これは「ロングテールキーワードの方が検索意図がわかりやすく、ターゲットにささる記事を書きやすいから」だと私は考えています。
ロングテールキーワードで検索するユーザーは、自分だけが持つ「特定の悩み」を解決したいはずです。
つまり、求める情報がピンポイントな分、悩みを解決できるサイトが少なく、できるだけ多くの情報を得るために、検索順位に関係なく、さまざまなサイトをみてまわると考えられませんか?
それに対して、ビッグキーワードは順位が低下すると著しくクリック率が下がります。
上記の内容から、ロングテールキーワードは1位以外でも読まれやすいメリットがあります。
検索順位の安定性が高い
個人のブログ運営だと、ドメインパワーが高い企業サイトに勝ることはほぼ不可能なので、いかに企業と勝負しないかが重要です。
ビッグ・ミドルキーワードで上位表示できる企業サイトは、ロングテールキーワード(月間検索回数1000回以下)を狙ってもメリットが少ないため、わざわざ労力をかけません。
つまり、いちど上位表示ができてしまえば、安定して読者を集めやすいです。
また、順位が落ちたとしても月間の検索回数が多くないため、アクセス数の変動も少なく、ロングテールキーワードで上位表示される記事を増やすことで、サイト全体へのアクセス数も安定しやすくなります。
実際、私がロングテールキーワードを狙って6位に掲載されている記事は、インデックスされてからずっと5~7位をキープできており、安定してアクセス数を集めてくれています。
競合が少ない・弱い
企業サイトはわざわざ検索ボリュームの小さいキーワードを狙ってきません。
そのため、ロングテールキーワードで上位表示を狙うなら、ライバルは個人のブログになることが多く、質の高いコンテンツを用意できれば上位表示しやすい特徴があります。
また、検索意図がわかりやすいため、初心者であっても記事がかきやすく、取り組みやすいです。
ロングテールキーワードは検索回数が少ないことから、個人ブログにも後回しにされることがあるので、ライバルが少ない点もメリットです。
ビッグ・ミドルキーワードでの上位表示に貢献する

「副業」のように、ユーザーニーズが幅広く、月間検索数の多いキーワードはビッグキーワードと呼ばれます。
ロングテールキーワードで記事を書きつづけていると、狙ったキーワード以外のキーワードでもアクセスを集められることがあり、ビッグ・ミドルキーワードからもアクセスを獲得できる可能性があります。
ビッグキーワードは、上位表示できると多くにアクセスを獲得できますが、競合が強すぎてドメインパワーが弱い個人ブログでは上位表示は難しいですが・・・
上位表示しやすいロングテールキーワードで記事を作成して、ビッグキーワード記事のリンクを貼れば、ビッグキーワードで上位表示できなくてもビッグキーワードの記事にアクセスを集められます。
ビッグキーワードに限らず、「商品名+おすすめ」のように読者が商品・サービスを購入するために検索するキーワードは、収益性が高いのでライバルも多いです。
ですが、ロングテールキーワードを活用すれば問題ありません。
詳しくは別記事で紹介してますが、まず「商品名+おすすめ」のような収益化に特化した記事(上位表示は狙わない)を作成します。
つぎに、集客するためにロングテールキーワードで記事を書き(上位表示を狙う)、キラーページのリンクを各記事に貼り、収益性の高い記事に人を集めていくと良いでしょう。
ロングテールキーワードを選定する5ステップ

それではロングテールキーワードの選定方法を画像付きで解説していきます。
①サイトが狙うキーワード候補を考える
まず、あなたのサイトが何について発信するのか明確にしていきましょう。
たとえば、「ファッション」に関するサイトなら「コーデ」や「服」、「料理」サイトなら「野菜」「自炊」「キッチン」など、できるだけ多く自分のサイトに関するキーワードを挙げていきましょう。
関連キーワードはネットや書籍から抽出するのがおすすめ。
インターネットで調べるなら、情報発信したいジャンルで検索して、上位表示されているページから使えそうなキーワードを抽出することもできます。
今回は、キーワードプランナーというツール(無料で利用できます)を利用する方法をご紹介します。
キーワードプランナーを使わなくても、サイトに関連したキーワード候補を出せればOKですが、ロングテールキーワードを選定する際に結局使うツールなので、この際にログインできるようにしておくと便利です。
▼キーワードプランナーの導入方法は、以下の記事をチェックしてください。
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参考【初心者必見】キーワードプランナーを導入する方法を解説
続きを見る
①情報発信したいジャンル名で検索する
「ファッション」ジャンルで、情報発信することを例にして解説していきます。
まず、「ファッション」や「ファッション おすすめ」などのキーワードでGoogle検索をしましょう。
②上位表示されている記事のURLをコピーする
次に、検索結果で上位表示されている記事のURLをコピーしてください。
③キーワードプランナーで「新しいキーワードを見つける」をクリック

④URLを貼り付けてキーワード候補を取得
続いて、「ウェブサイトから開始」を選択して先ほどコピーしたURLを貼り付けましょう。
「このサイト全体を使用」(選んだサイトが関係ないジャンルでも記事を書いている場合は、「このページのみ使用」を選択すればOK)をえらび、「結果を表示」をクリックします。

⑤キーワード候補をコピーして保存
URLを入力するとそのサイトが獲得しているキーワードを獲得できるので、この中からサイトに関連するキーワードをピックアップできます。
保存しておきたい場合は、右上のダウンロードボタンで保存しましょう。
ダウンロード形式はスプレッドシートがCSVから選択できますが、どちらでもかまいません。

②さらにキーワードを絞り込む
次は、先ほどピックアップしたキーワードを絞り込んでいきます。
①のステップは毎回おこなう必要はなく、これからは①で取得したキーワードから記事にするキーワードを1つ選択して、ステップ②(これから説明)の手順をおこなえばOKです。
ここであなたに知っておいてほしいことがあります。
Google検索は、同じ意味をもつキーワードでも、言いかえると検索結果が変化する
たとえば、「○○ 口コミ」と「○○ 評判」では、どちらも検索意図は同じですが、検索結果は異なります。
「検索結果が異なる」とは、検索したキーワードで表示される記事の順位がかわるということです。
つまり、キーワードを少しずらすことで上位表示の難易度をさげられる可能性があります。
ステップ②では、できるだけ『勝ち目』のあるキーワードをえらぶ方法を解説します。
まずはラッコキーワードというツール(無料)でサジェストキーワードを取得していきます。
サジェストキーワードとは?
検索窓に調べたいキーワードを入力したとき、自動的に表示される検索候補のこと。
①サジェストキーワードを調べる
今回は、「ファッション メンズ」のキーワードで記事をかくとします。
まず、ラッコキーワードで「ファッション メンズ」(ステップ①で取得したキーワード)と検索してみましょう。
検索窓の横は「サジェスト(Google)」を選択しておきます。

すると、50音+アルファベット順で、関連性の高いキーワードが表示されます。
つづいて、右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックして、取得したキーワードを一括コピーしましょう。

②月間の検索回数を調べる
次は、ラッコキーワードで取得した各キーワードの需要(月間の検索回数)を把握していきます。
まず、キーワードプランナーを開きましょう。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をえらびます。

ラッコキーワードで一括コピーしたキーワードを貼り付けて「開始する」をクリックしてください。

すると、各キーワードの検索ボリュームをチェックできます。
検索ボリュームが多い順にしたいなら「月間平均検索ボリューム」をクリックすると並び替えができますよ。
キーワードプランナーは無料プランだとアバウトにしか検索ボリュームを表示できないですが、有料版だと詳細な検索ボリュームを取得できるようになります。
後半でお伝えする方法を使えば、無料で詳細な検索ボリュームを取得できるので、有料版にする必要はありません。

③Excelでデータを分類する
右上のダウンロードマークをクリックすると、CSVかスプレッドシート形式でダウンロードできるので、今回はCSVでダウンロードしてみましょう。


ダウンロードできたらファイルを開き、「A列(keyword)とD列(Avg. monthly searches)」以外の列を削除してください。
すると、以下のように2列だけになります。
つぎに、B列(keyworadの列)を左クリックしてB列全体を選択し、「ホーム」⇒「並べ替えとフィルター」⇒「降順」の順にクリックして、月間検索ボリュームが多い順に並べ替えましょう。
以下のような画面がでたら「選択範囲を拡張する」をえらんで「並び替え」をしましょう。

以下のような画面になっていればOKです。

④不要なキーワードを削除する
今、表示されているキーワード候補の中から、以下は削除してください。
- 検索意図がおなじキーワード
- 検索ボリューム100未満のキーワード
- 1語のキーワード
- 収益性の低いキーワード
検索意図がおなじキーワード
表示されているキーワード候補の中には「検索意図が同じようなユーザーが検索したキーワード」が含まれています。
そのようなキーワードをまとめていきましょう。
たとえば、「40代 ファッション メンズ」と「四十代 ファッション 男」は同じ意味なので、1行にまとめていきましょう。
Windowsの場合はセルをダブルクリックした状態で、「Alt+Enter」を押すとセル内で改行できます。
1行にまとめたら、不要な方は削除してOKです。

検索ボリューム100未満、1万以上のキーワード
検索ボリューム100未満のキーワードは、「50」と表示されています。
検索ボリュームが小さいと、上位表示できても検索される回数が少ないので全然アクセスを獲得できません。
1記事を書く労力にアクセス数が見合わないので、避けた方がいいです。
また、ボリューム1万以上のキーワード(50000と表示されている)も、競合が強い傾向があるので削除しましょう。
1語のキーワード
1語だけのキーワードも新規ブログが上位表示するのは難しいビッグキーワードです。
そもそもボリュームがでかいことが多いですが、1語のみのキーワードは削除してOKです。
収益性の低いキーワード
キーワードには収益性の高い・低いものが存在します。
たとえば、以下ならどちらが収益性が高いと感じますか?
- 商品A 購入方法
- 商品Aとは?
正解は「商品A 購入方法」です。
この理由は、購買決定プロセスから説明できます。
ユーザーが商品を知ってから購入するまでのプロセスは、以下の5つに分けられます。
- attention(認知):知らない⇒知っている
- Interest(関心):ぼんやりと知っている⇒興味を持つ
- Desire(欲求):興味はあるが要求はない⇒比較・評価して欲しくなる
- Memory(記憶):商品名・詳細が思い浮かばない⇒購入候補になる
- Action(行動):購入候補⇒購入を決意する
このプロセスは頭文字をとってAIDMA(アイドマ)と呼ばれており、購買意欲は❶が最も低く、❺が最も高い状態になります。
さきほどの例を参考にすると、
「商品Aとは?」は❷の「Interest(関心)」に当てはまり、「商品A 購入方法」は❺の「Action(行動)」になります。
つまり、収益性の高いキーワードは「商品A 購入方法」になります。
逆に、まだ商品を認知してない人が検索するようなキーワードは、商品購入までのハードルが高く、収益性の低いキーワードといえます。
キーワード選定をする際は、「そのキーワードを検索する人は❶~❺のどの層にいるか」を考え、収益性の高いキーワードから狙っていきましょう。
かんたんにいえば、「商品を今すぐほしい人が検索するキーワード」が狙い目。
この段階で、収益性の低いキーワードは削除しましょう。
⑤優先度の高いキーワードから狙う
不要なキーワードを削除できたら、どのキーワードから狙うか判断していきましょう。
優先度の高いキーワード
- 検索ボリューム100~1000
- 収益性の高いキーワード
- 競合がよわい(個人ブログ、ドメインパワーが低い・同じくらい)
- 3語以上の複合キーワード
- ネガティブな表現を含むキーワード
- ほぼ文章のキーワード
- 体験談など一次情報がかけるキーワード
- allintitle:○○で検索数が30以下
優先度が高いキーワード|競合がよわい
不要なキーワードを削除した段階で残っているのは「検索ボリュームが100~1000」かつ「収益性の高いキーワード」です。
このキーワードの中から、競合がよわいキーワードを調査していきます。
「ボリュームと収益性の高さ」を満たしたキーワードでも、すでに強いサイトが上位表示している場合、勝つのはむずかしいです。
まずは、狙っているキーワードをGoogle検索で実際に検索してみましょう。
注目するのは、以下の4つです。
- 企業サイトが上位を独占していないか
- ドメインパワーが低い・自分と同じくらい
- 個人ブログが上位表示されているか
- 広告が少ないか
たとえば、「脱毛」と検索すると企業サイトばかり上位表示されているとわかります。
こういったキーワードは避けましょう。

ぎゃくに、上位表示しているのが個人ブログばかりの場合は、狙い目のキーワードです。
個人ブログが多いとわかったら、記事に目を通したり、ドメインパワーを測るなどして、自分が勝てそうかチェックしましょう。
ドメインパワーはMozというサイトで調べられます。
また、上位に広告(スポンサー)が少ないことを確認できるとより良いでしょう。
記事は、広告費をかけることで上位表示することができ、以下のように検索結果の上位に広告が表示される場合があります。
広告は検索順位と関係なく、上位表示されます。
広告がおおいキーワードで上位表示できても、さらに上に広告が入ってしまうので、実際は検索順位がさがります。
ブロガーさんの中には、広告は検索順位とは関係ないから気にしない方もいますが、私はできるだけ避けるようにしてます。

優先度が高いキーワード|3語以上の複合キーワード
この点についてはロングテールキーワードを狙うと、しぜんに3語以上になることが多いので心配ないかと思います。
優先度が高いキーワード|ネガティブな表現を含むキーワード
ネガティブ表現の入ったキーワードは狙い目です。
この理由は、企業サイトが狙ってこないから。
たとえば、あなたが商品Aを提供する企業サイトを運営しているとして、「商品Aの口コミが最悪な理由」のようにわざわざ会社のイメージが悪くなりうるタイトルはつけにくいと思います。
ネガティブキーワード
- 最悪
- 嘘
- できない
- 怪しい
- 胡散臭い
- 怖い
- ヤバい
- 事件
- デメリット
- 限界
- 失敗
実際、上記のようなキーワードは、個人ブログが書いた記事で上位表示されているのをよく見かけます。
実際に使った商品・サービスなどの感想を正直に語れることは、個人ブログの強みです。
優先度が高いキーワード|ほぼ文章のキーワード
「ほぼ文章のキーワードって?」と感じるかもしれませんね。
たとえば、似たようなサービスが知りたいけど名前を思い出せない、比較したいけど他サービスを知らない場合に、「○○みたいな」などと検索するユーザーが一定数います。
他には「脱毛 効果なかった やめた」などが、ほぼ文章のキーワードです。
こういったキーワードは検索ボリュームが少ない傾向がありますが、一定の需要があるので意外とアクセスを集めてくれます。
優先度が高いキーワード|体験談など一次情報がかけるキーワード
一次情報をかけるキーワードは個人ブログでしか書けなかったりします。
たとえば、「英検1級 3ヵ月 毎日5時間の勉強をした結果」など、体験談や感想をくわしく語れる点も個人ブログの強みだといえます。
とくに体験談は、唯一無二なので読者も興味をもって読んでくれることがおおいです。
優先度が高いキーワード|「allintitle:○○」で検索ヒット30以下
『allintitle:○○』はchromeで使える特殊コマンドです。
『allintitle:○○』で検索すると、○○に含まれるキーワードがすべて含まれた記事だけを検索できます。
3つのうちどれか1つでも欠けていれば、表示されません。
つまり、「そのキーワードを狙って書かれた記事の数=ライバルの数」をチェックできるということです。
ライバルが少ないと上位表示のハードルがグッと下がります。
Google検索で1ページ目に表示される記事数は10記事なので、『allintitle:○○』で10以下のキーワードが見つけられたらラッキーです。
たとえば、「allintitle:脱毛 30歳 男性」で検索すると、タイトルに「脱毛」「30歳」「男性」の3つのキーワードを漏れなく含んだ記事だけが表示されるということです。
以下の画像は「脱毛 30歳 男性」で検索した結果で、約 7,520,000 件の記事が表示されていると読み取れますが・・・

おなじキーワードで『allintitle:』をつけて検索すると、約131件になります。

ただ、注意点が2つあります。
1つ目は「ライバルが少ない≠上位表示できる」ということ。
『allintitle:』を付けずに検索した場合、多くの記事がヒットしますが、その中で上位表示されている記事タイトルをみると、必ずしもすべてのキーワードを含んでいる訳ではないとわかります。
つまり、キーワードをすべて含んでいるタイトルでも、コンテンツのクオリティが低い(検索意図を満たせていない)と上位表示できないということです。
2つ目は、『allintitle:○○』はGoogle chrome以外では無効です。
たとえば、Bingで利用しても機能しないので、注意しましょう。
⑥ボリュームを詳しく知りたいならUberSuggestを使う
さいごに、キーワードプランナーでアバウトにしか表示されない検索ボリュームの詳細をチェックする方法を解説します。
ここまででかなりロングテールキーワードを選定できたと思います。
まずUberSuggest (無料でも利用できる)にアクセスして、選定したキーワードで検索してみましょう。
すると、1ページ目に表示されるサイトの平均ドメインパワー、平均被リンク数、関連キーワードと具体的な検索ボリュームを取得できます。
無料版だと1日の検索回数に制限があるので、ここまでのステップで厳選したキーワードの中から、「その日、書くつもりのキーワード」に絞って検索ボリュームを確認するのがおすすめです。
UberSuggestは7日間の無料体験もできるので、その期間で一気にキーワード選定をしておくのも良いかもしれませんね。
まとめ
キーワード選定の方法は理解できましたか?
私はブログを始めたころからキーワード選定が重要だと知っていても、なかなか思い通りにできず、かなり苦戦しましたが、本記事の手順にそって取り組めば、初心者でもキーワード選定はバッチリできます。
▼初心者がブログで稼ぐロードマップを公開しています。
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参考【最新】ブログアフィリエイトの始め方・収益化ロードマップ
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